成城は前半押し気味に進めながらも後半沈黙し、今シーズン3戦目で初黒星。
学習院はここ2シーズン連続して成蹊に次ぐ2位(入替戦出場)で、今季もこれまで2連勝しているチーム。戦前に不利を予想されていた成城は、立ち上りこそ学習院にゴール前まで攻め込まれ 10 分には先制 PG された( 0 − 3 )が、その後は FW がラインアウトやラック(前半だけで4回のターンオーバー)で上回り、学習院に連続攻撃をさせなかった。成城 SO 中村はボックスキックやハイパントを多用、敵陣にいる時間を多くしてチャンスを待ったが、 24 分に最初のチャンスが訪れる。 PK →タッチキック後のラインアウトで、今季得意のモールを押して逆転トライ(プレースしたボールが風で倒れ G 失敗 5 − 3 )。さらに 35 分にも学習院ゴール前で得た PK をタップキックしてモール、そのまま押し切りトライ( G 失敗 10 − 3 )。この後前半終了直前にも SO 中村のキックがゴールライン直前でタッチを割り、絶好のチャンスになると思ったが、無情にもハーフタイムの笛。
後半は学習院にキックオフで入り込まれてから、成城 FW が敵陣に攻め上がることはほとんどできず、敵陣 22m を超えることはついに一度もなかった。学習院は 10 分、それまで成城にやられていたラインアウトを立て直すために LO の選手を入れ替えた。これが功を奏し、学習院のラインアウトは安定、成城の強みは1つ消された。そして 16 分、学習院は PK →タッチキック→成城陣左サイドでのラインアウトからモールでゴール前に迫り、そこから BK に展開して中央へのトライ( G 成功)で 10 − 10 の同点とする。その後もアタックのスピードで明らかに成城を上回る学習院の猛攻が続いたが、成城は CTB 岩崎や NO 8村上の好タックルや SO 中村の好キック、 FW の健闘でトライを許すことはなかった。しかし 33 分、同じく好キックを見せていた学習院 SO にゴール前ほぼ正面での DG を決められ、ついに逆転( 10 − 13 )。さらに終了間際、ほぼ正面で PG を許した( 10 − 16 )時、もはや成城にはトライを返す力も時間も残ってなかった。(米田太郎 記)
■これまで3試合を戦って・・・
学習院戦を含めた3試合の総得トライ数は 10 で失トライは4( 1 試合平均: 3.3 対 1.3 )。得トライ 10の内6つがモールからのもの。 FW やディフェンスでは健闘しているだけに、攻め手(トライを取るオプション)の少なさが課題となっている。
■トピック
都心での試合、学習院との2連勝同士の対戦ということもあって、成城サポーターも今季一番の出。多くの OB 、父兄が声援を送った。試合後は目白界隈で残念会。
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