昨季完勝( 61 − 0 )した相手に雪辱され、痛い2敗目。

右 PR に山田( 2 年)が復帰した FW がモールを 20m 以上ドライブするなど立ち上り優位に立った成城は6分、敵ゴール前のモールから SH 今川のパスを受けた PR 衛藤が飛び込み先制( G 成功 7 − 0 )。その後のプレーでゴール前に迫られ、与えた PK からタッチキック→ラインアウト→モールで武蔵にトライを返される( G 失敗 7 − 5 )が、 18 分にはハーフウェイ右 15m のスクラムから左へ展開、走り込んだ CTB 岩崎が SO 中村のパスを受け DF を突破、敵 FB も抜き去りトライ( G 失敗 12 − 5 )。 25 分にも敵陣 22m 右のスクラムからサイドアタック、一度は潰されるが、最後はモールを押し込み連続トライ( G 成功 19 − 5 )。 28 分武蔵に PG を返された後の 32 分、中央付近のラックから左へ出し、 SO 中村から CTB を飛ばした左 WTB 浅野へのパスが通り、浅野がライン際を走り切りトライ( G 失敗 24 − 8 )。しかし 35 分、武蔵が FK から速攻、 3 回ほどラックを連取した後に左 WTB がトライ( G 失敗 24 − 13 )。今ひとつ波に乗れない形で前半を終えた。
後半開始直後、武蔵は中央付近のラックから出たボールを左 CTB →左 WTB へとパス、主将である左 WTB はトイメンを外へ抜いた後ゴールまで走り切りトライ( G 成功 24 − 20 )、 40 分近く残して 4 点差とゲームを振り出しに戻した。成城は 9 分、武蔵ゴール前のスクラムをプッシュ、その後できたモールから SO 中村が DF の裏へ小さく上げたキックを自ら押えてトライを返した( G 失敗 29 − 20 )。しかし諦めない武蔵の、ラインアウト→モールでのトライ( G 成功 29 − 27 )で 2 点差に詰めよられると、 15 分にも成城ゴール前モールからのトライ( G 失敗 29 − 32 )でついに逆転される。 27 分には PG を狙った武蔵のキックが外れて成城インゴールに転がるところを、懸命にキックを追いかけていた武蔵の選手に押えられ( G 失敗 29 − 37 )、点差が広がる。残り 10 分を切り、両チームとも激しく攻め、そして守った。 40 分に武蔵ゴール正面で PK を得たが、( PG を狙って 5 点差に詰め、残り時間で1 T1G を狙うという冷静さも決断力も欠いていた)成城は結局スコアできず、後半を 1 トライだけの 5 点に抑えられタイムアップを迎えた。

■ひたむきな武蔵の前に受けに回った成城
武蔵は決して強いとは言えないがよくまとまった好チーム。後半立ち上りに主将(左 WTB )が自らの好走で上げたトライで仲間を鼓舞し、その後の逆転に繋げた。成城はスクラムやモールで大きくゲインするなど FW で圧力をかける場面が多かったが、逆にモールでトライを取られ、 DF でも充分に圧力をかけることができず、終盤の 10 分以外はタックルも甘かった。また規律が悪く終盤は PK も多く取られ自滅した。

2敗目を喫したことで入替戦は遠のいた形だが、 80 年近くに渡る対戦の歴史がある成蹊との試合には、 B グループの星取りとは関係なくして挑んでほしい。そして今年のチームの良さを是非見せてほしい。(米田太郎)
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